sora-umi’s blog

僕と、私と、大切な人たちとの記憶。

君は私を捨てたのに

 

君は私を捨てた

 

自分の人生を生きて

私は別に

あなたなんか居なくても良かった

 

平気だったし

他の誰かと居るのも悪くなかった

 

 

だけど私が

どうしようもない壁に

ぶち当たって泣いていた時に

 

なんで?

 

ヒーローみたいにタイミング良く

君は助けに来てくれた

 

私はなんにも言っちゃいないのに

 

見通したかのように君は

私を癒やして、笑わせてくれた

 

 

ずるい

ずるいよ

君はずるい

 

だけど思った

ありがとうと思った

心の底から

 

 

君に、ありがとうと何度も思った

 

 

だから お願い

 

もし、生まれ変わったら

 

また僕と出会って

 

今度は友達としてか

 

先輩後輩としてか

 

 

きっとまた僕は

 

不器用な生き方しか出来なくて

 

死のうとするから

 

 

他の誰でもない

 

君に止められたい

 

また君が止めて

 

 

それで今度はちゃんと

 

「ありがとう」と君に伝える

 

 

忘れるなんて、したくない

 

君が優しくしてくれた所が

 

君が愛してくれた所が

 

今でも膿んでる

 

 

大好き

 

愛してる

 

もっとたくさん伝えていたら良かった

 

 

傷付けてばかりで

 

大好きだったのに

 

誰よりも一番尊敬しているのに

 

 

私が産まれて来た意味は

 

あなたに会うこと

 

 

僕が生きて来た意味も

 

君に教えてもらうこと

 

 

君なしで僕の人生なんて

 

完成も未完成も無いんだ

 

新しい思い出なんて

 

あの人が居なくなってから

 

新しい思い出なんて

要らなかった

要らないと思ってた

 

だけど

思い返すと振り返ると

 

あの人以外の人たちとの

楽しい思い出や悲しい思い出が

頭を過る

 

私は少し変わった

 

変わって行く自分が

悲しいと思う

 

変わらないままのものなんて

この世にはさほど無い

 

この先も、きっと

 

 

ごめんなさい

 

これは

誰かに捧げる想いではないもの

 

「明日もお願いね」

 

「はい、どうか、明日も」

 

私はそう答えた

そう答えた次の日

 

私はその言葉を裏切った

 

 

応えるつもりだった

そのはずだった

 

そのはずだったのに

 

 

裏切ってしまった事

 

尊敬していた人の気持ちも

その厚意も

自身で無下にしてしまった事

 

ごめんなさい

私は今日も泣いています

後悔と情けなさで

心を潰して、明日も潰す

 

どうして私は

どうして

どうしてこんななのだろう